『お金は天からの回り物として思えてしまいます。
周りからはお金使いが荒いからやめるように言われてはいるものの…使ってもまた必ず何処かから入ってくるのです。
なのでやめる必要などないと思えるので周りの意見にあまり耳がかせずにいます。』
相談をされた時、なぜこんなことを口にされるのかあまり分かりませんでした。
なぜなら今生は普通の一般的な人です。
特に何か目立ったことをされていません。
いったいどんな過去生から、このような発想が生まれるのでしょうか?
すると…
広大な敷地に大きな城が見えてきました。
現代で考えればあまり想像がつきにくい世界です。
その人は過去生で王族のお嬢様として育ち、そのまま別の王家に嫁いで王妃になったのでした。
庶民の苦労など全く理解など出来ません。
『私の言うことを聞いていたらなんとでもなる』
『お金は使うために存在する』
裕福な暮らしをどれだけしていても安定していた時代に支えられていたので、この考え方のもと無茶苦茶なお金の使い方をしてもなんとかなってしまう状態でした。
そして自由奔放な人生を謳歌し続けて終わりました。
そう言えば昔家族から『傍若無人』と言われてきました。
私は普通に家族のことを想って対応しているつもりでも家族には、偉そうだと思われてしまうのです。
顕在意識的には一般家庭で育っているつもりでも、潜在意識では未だに王女の考え方のままだったのです。
それが人の意見になど耳を貸さないということになり、家族へのコミュニケーションにも影響していたのでした。
そしてこの不思議なお金への信頼感が幸か不幸か引き寄せにつながっていったというところでしょうか。
その後相談者は全てのことが納得出来たことにより後先考えずにお金を使うことのリスクが理解でき、収支を把握しようとする意識が芽生えたそうです。
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